7度のチャンピオンには、バーチャルの練習は不要なようです。
ハミルトンはシミュレーター不要!
ルイス・ハミルトンは、シミュレーター作業に全く興味がなく、年間20周程度しか走らないそうです。また多くのドライバーがレース週末の木曜日に行っているトラックウォーク(レイアウトや路面状況等を確かめるためにコースを歩いて回ること)も、「僕にとっては意味のない運動に過ぎないって事に気づいた」と語ったそうです。
第4戦スペインGPの週末にキャリア通算100回目のポールを獲得した際、英国ブラックリーのファクトリーにあるシミュレーターがどのように役立ったかと問われたハミルトンは「僕はほとんどシミュレーターで運転しないんだ。年に20周くらいかな。全く興味がない」と答えた。
出典:Formula1-Data 記事リンク
シミュレーターなしでもポールポジション取りまくり!
トラックウォークはまだしも、現代のF1においてシミュレーターなしでレース週末に挑むとは「さすがハミルトン、すげー!」というしかないですね。確か何年か前にも同じような発言をしている記事を読んだ記憶があります。
事前準備なしで、フリー走行で習熟度を上げて、予選Q1・Q2でもっと習熟度を上げて、最後Q3で全てを絞り出す感じなんでしょうね。それでよくあんなに多くポールポジションが取れますね。
初開催や久しぶり開催サーキットのポールポジション率40%
昨年2020年のマシン性能はメルセデスが圧倒的でした。そして、ハミルトン対ボッタスの対決はハミルトンが圧倒的でした。
ハミルトンは全17戦のうち16戦に出走(新型コロナウィルス感染により1戦欠場)し、10回ポールポジションを取っています。ポールポジション率、脅威の62.5%!
何回も走ったことあるサーキットなら、ハミルトンクラスであればそんなに準備しなくても全然大丈夫な気がします。が、昨年はパンデミックの影響でグランプリ初開催や久しぶりに開催するサーキットで何度かレースしています!気になる!ということで、そこでの予選結果はどうだったか調べてみました。
そしたら、初開催や久しぶり開催サーキットにおけるハミルトンのポールポジション率は40%!それでも相当すごいですが、全体からすると少し下がりましたね。
第9戦 | トスカーナGP | ムジェロ | 1位 |
第11戦 | アイフェルGP | ニュルブルクリンク | 2位 |
第12戦 | ポルトガルGP | アルガルベ | 1位 |
第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | イモラ | 2位 |
第14戦 | トルコGP | イスタンブール | 6位 |
とはいえ、たった5レースですから、確率を語るのはちょっと違うかー。
人それぞれだと思いますが、改めてハミルトンの凄さを思い知らされたニュースでした。
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