スプリント予選が開催されたため、スタートタイヤの選択は自由です。フォーメーションラップ前に全車のスタートタイヤが明らかになりました!何と角田裕毅ただ一人ソフトタイヤで、他全員がミディアムタイヤです!
いいですね。こういうの嫌いじゃない。ギャンブル性は高くなりますが、他と同じことやっていてはつまらないですからね。いいスタートを!頼む!
ポールポジションのボッタスがいいスタートに見えましたが、2番手フェルスタッペンも譲らずサイドバイサイドで1コーナーへ!イン側のフェルスタッペンがやや前でコーナーに進入し、そのままトップへ!3番手に上がっていたペレスもボッタスの後ろに付けプレッシャーをかける。4コーナーでボッタスがランオフエリアへ膨らんだ隙にペレスが前へ!2番手にアップ!
4周目、スタートでポジションを落とした19番手の角田が、1コーナーでストロールのインに飛び込みました!ストロールは全然見えてなかったようで、角田のフロントウィングを引っかけて壊して行きました。ああーあー今週はいいとこないねー角田くん。ちょっと強引すぎたんじゃないかな?しかし、まだまだ序盤なので、セーフティーカーもあるかもしれんし、あきらめずに頑張れ!
あ、セーフティーカー入りましたね。角田のフロントウィングがコース脇に転がっており、粉々になったデブリもコース上に散乱しているので、撤去ですね。セーフティーカーはピットレーンスルーです。
この時点、なんと!すでに!ハミルトンが3番手までジャンプアップ!はやっ!!3番手はボッタスに譲ってもらいましたが、その他は自力で抜いてきましたからね。やはりハミルトンの怒涛の追い上げを見ることになりました。スプリント予選に続き、すごい勢いです!
10周目からリスタート!今度は大きな混乱はなくキレイなスタート。2回ほどルクレールがボッタスに襲い掛かりましたが、抜くことはできずポジションはそのまま。トップがフェルスタッペン、2番手ペレス、3番手ハミルトン、4番手ペレス、5番手ルクレール。
まだ早いですが、ペレスが何度もやりたいと言っていた1-2フィニッシュの礎ができました!是非それを目指していただきたい!
今度はミックがフロントを壊してしまい、バーチャルセーフティーカーです。今度はコースの中にでかめのパーツが落ちてましたからね。
18周目、DRSの勢いでハミルトンがペレスをオーバーテイク!しかし、その後4コーナーでペレスが抜き返す!19周目1コーナーで再びハミルトンがズバッとオーバーテイク!今度は抜き返させる隙を与えず、前をキープしました!2番手にアップ!ペレスは3番手へ。
26周目、ハミルトンピットイン!ハードタイヤに交換してコースに戻ります。約4秒前方にいたフェルスタッペンのアンダーカットは難しそうですね。次の周、フェルスタッペンがピットイン!同じくハードタイヤに交換してコースに戻ります。差は縮まりましたが、フェルスタッペンが前のままレースは続きます。
更に次の周にペレスがピットイン!再びボッタスの前に出られるか!?しかーし、バーチャルセーフティーカー中にボッタスがピットイン!他のマシンはゆっくり走ってますから、おいしいタイミングで入ることができました!・・・ペレスの前3番手でコースに戻りました。
40周目、フェルスタッペンが2回目のピットイン!ミディアム→ハード→ハードの2ストップ作戦です。次の周にはボッタスがピットイン同じくハードタイヤに交換です。
42周目、ペレスも2回目のピットイン!同じくハードでコースに戻ります。
43周目、ハミルトンがピットイン!やはりハードタイヤに交換。
48周目、ハミルトンがフェルスタッペンに襲い掛かる!4コーナーで抜きにかかるも、2台ともオーバーラン!コースアウトには至りませんでしたが、激しい戦いでした。フェルスタッペンが前をキープ!
59周目、4コーナーでハミルトンがフェルスタッペンをオーバーテイク!3度4度とDRSから追い抜きにかかるも、抜けてませんでしたが、ついにズバッといきましたねー。
48周目のフェルスタッペンのオーバーランにペナルティーが出なかったことに不満を露わにしていたトト・ウォルフが、「見たかコラ!!!!!」すごい顔してましたね(笑)
既にタイヤが厳しかったフェルスタッペンは、この後全く付いて行けず、ハミルトンはどんどん逃げて行きました。万事休す・・・
結果、1位ハミルトン、2位フェルスタッペン、3位ボッタス、4位ペレス、5位ルクレール、6位サインツ、7位ガスリー、8位オコン、9位アロンソ、10位ノリスでした!
ハミルトンはドライバーズランキングトップのフェルスタッペンとの差を7ポイント縮め、14ポイント差に!残り3レース、まだまだどうなるか分からないチャンピオン争いになりました。違うチームの2人による壮絶なチャンピオン争い!久しぶりのわくわく感!2021シーズン、いいね!
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