F1 2021 第3戦ポルトガルGP FP3 & 予選

レースレポート
出典:Formula1-Data https://formula1-data.com/article/portugal-fp3-digest-2021

第3戦ポルトガルGP FP3と予選が終わりました。
FP1、2の結果をみると、上位2チームはほぼ互角ながら、僅かにメルセデスが上って感じでしょうか。中段は相変わらずの混戦の中、大きく躍進してきた感のあるアルピーヌがどこまでやれるかが見どころでしたが、どうだったでしょうか。

FP3のタイム結果

順位No.ドライバーチームタイムトップ
との差
前と
の差
周回
133マックス・フェルスタッペンレッドブル1:18.489  21
244ルイス・ハミルトンメルセデス1:18.7250.2360.23621
377バルテリ・ボッタスメルセデス1:18.8200.3310.09519
411セルジオ・ペレスレッドブル1:18.8400.3510.02025
531エステバン・オコンアルピーヌ1:18.8600.3710.02019
616シャルル・ルクレールフェラーリ1:19.0010.5120.14123
755カルロス・サインツフェラーリ1:19.0500.5610.04924
84ランド・ノリスマクラーレン1:19.2720.7830.22218
910ピエール・ガスリーアルファタウリ1:19.3740.8850.10226
107キミ・ライコネンアルファロメオ1:19.4150.9260.04126
1122角田裕毅アルファタウリ1:19.4850.9960.07025
123ダニエル・リカルドマクラーレン1:19.5821.0930.09719
1399アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1:19.5881.0990.00623
1414フェルナンド・アロンソアルピーヌ1:19.9491.4600.36120
1547ミック・シューマッハハース1:20.0331.5440.08422
1618ランス・ストロールアストンマーティン1:20.0901.6010.05717
1763ジョージ・ラッセルウィリアムズ1:20.1271.6380.03718
185セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1:20.2141.7250.08721
196ニコラス・ラティフィウィリアムズ1:20.6812.1920.46719
209ニキータ・マゼピンハース1:20.6902.2010.00920

フェルスタッペンが最速タイム!ただハミルトンが全セクター全力で行けててないように見えました。まあ、路面状況も良くないようなので、みんなそうかもしれませんが、ハミルトンはいつもコンマ数秒をポケットに持ってそうな不気味な雰囲気を感じます。
そして、注目すべきはアルピーヌのエステバン・オコン!
FP1、FP2とも好調でしたが、ここでも5番手タイムを出してきました。
アロンソは14番手に沈んでいますが、マシンのポテンシャルは確実に上がって来たようです。

ここからは予選!

Q1の順位結果

順位No.ドライバーチームタイムトップ
との差
前と
の差
177バルテリ・ボッタスメルセデス1:18.722  
24ランド・ノリスマクラーレン1:18.7940.0720.072
344ルイス・ハミルトンメルセデス1:18.8570.1350.063
431エステバン・オコンアルピーヌ1:19.0920.3700.235
555カルロス・サインツフェラーリ1:19.3090.5870.217
611セルジオ・ペレスレッドブル1:19.3370.6150.028
716シャルル・ルクレールフェラーリ1:19.3730.6510.036
85セバスチャン・ベッテルアストンマーチン1:19.4030.6810.030
999アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1:19.4100.6880.007
1010ピエール・ガスリーアルファタウリ1:19.4640.7420.054
1133マックス・フェルスタッペンレッドブル1:19.4850.7630.021
1222角田裕毅アルファタウリ1:19.6840.9620.199
1314フェルナンド・アロンソアルピーヌ1:19.7281.0060.044
147キミ・ライコネンアルファロメオ1:19.7481.0260.020
1563ジョージ・ラッセルウィリアムズ1:19.7971.0750.049
163ダニエル・リカルドマクラーレン1:19.8391.1170.042
1718ランス・ストロールアストンマーチン1:19.9131.1910.074
186ニコラス・ラティフィウィリアムズ1:20.2851.5630.372
1947ミック・シューマッハハース1:20.4521.7300.167
209ニキータ・マゼピンハース1:20.9122.1900.460

リカルドQ1敗退!!
15位のラッセルと0.042秒差です。とはいえ、こんなところに居るべきチーム・ドライバーではありません。どうしちゃったんでしょう?やはり移籍組にはまだまだ厳しいのでしょうか。
逆にラッセルはギリギリでしたがQ1突破です。マシンの戦闘力を考えるとかなり頑張っています。

Q2の順位結果

順位No.ドライバーチームタイムトップ
との差
前と
の差
144ルイス・ハミルトンメルセデス1:17.968  
277バルテリ・ボッタスメルセデス1:18.4580.4900.490
34ランド・ノリスマクラーレン1:18.4810.5130.023
431エステバン・オコンアルピーヌ1:18.5860.6180.105
533マックス・フェルスタッペンレッドブル1:18.6500.6820.064
616シャルル・ルクレールフェラーリ1:18.7690.8010.119
755カルロス・サインツフェラーリ1:18.8130.8450.044
811セルジオ・ペレスレッドブル1:18.8450.8770.032
95セバスチャン・ベッテルアストンマーチン1:18.9701.0020.125
1010ピエール・ガスリーアルファタウリ1:19.0521.0840.082
1163ジョージ・ラッセルウィリアムズ1:19.1091.1410.057
1299アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1:19.2161.2480.107
1314フェルナンド・アロンソアルピーヌ1:19.4561.4880.240
1422角田裕毅アルファタウリ1:19.4631.4950.007
157キミ・ライコネンアルファロメオ1:19.8121.8440.349

角田選手残念ながらQ2で敗退です。
ソフトタイヤをうまく機能させられなかったということでした。
前回のクラッシュ等の反省から、慎重に行っているのと初走行のサーキットということで、それなりの結果ですね。決勝では10位あたりが現実的な目標でしょうか。
第2戦までのようなマシンの優位性は今回はなさそうなので、堅実に頑張ってほしいところです。

出典:Formula1-Data https://formula1-data.com/article/portugal-day2-ferrari-2021

Q3の順位結果

順位No.ドライバーチームタイムトップ
との差
前と
の差
177バルテリ・ボッタスメルセデス1:18.348  
244ルイス・ハミルトンメルセデス1:18.3550.0070.007
333マックス・フェルスタッペンレッドブル1:18.7460.3980.391
411セルジオ・ペレスレッドブル1:18.8900.5420.144
555カルロス・サインツフェラーリ1:19.0390.6910.149
631エステバン・オコンアルピーヌ1:19.0420.6940.003
74ランド・ノリスマクラーレン1:19.1160.7680.074
816シャルル・ルクレールフェラーリ1:19.3060.9580.190
910ピエール・ガスリーアルファタウリ1:19.4751.1270.169
105セバスチャン・ベッテルアストンマーチン1:19.6591.3110.184

メルセデスの1・2!レッドブル3・4。
ボッタスがポールポジションです!
メルセデスは1回目はソフトタイヤ、2回目はミディアムタイヤでのアタックでした。
ハミルトンはQ2でミディアムタイヤを履いて1分17秒台を出してましたからね。
その時点ではミディアムの方が速かったということで、なかなかめずらしいパターンです。ただ、昨年もここのサーキットでは同じような感じでしたけどね。確かメルセデスがQ3でミディアムタイヤを履いてポールを獲って、話題になったのを記憶してます。

出典:Formula1-Data https://formula1-data.com/article/portugal-day2-mercedes-2021

Q3後のフェルスタッペンは、かなり苛立っているようでした。
路面が良くなくて楽しくないとのことでしたが、ベッテルに引っ掛かったのも一因だったようです。
トラックリミット違反で1回目のタイムを失ったのは残念でしたが、それでも3位です。
前回イモラでも3位から優勝してますし、FPを見た感じではレースペースもメルセデスと互角なようなので、落ち着いて頑張ってほしいです。
ペレスも4位に居ることですし、2人でメルセデスにプレッシャーをかければ、何かが起きるかもしれません。決勝では、せめてレッドブルのどちらか一人でも、ボッタスの前には出たいですね。そうすれば、戦略を駆使して勝機が見えてくるかもしれません。

アルピーヌのオコンは、FPから継続して上位にいましたが、予選でも6位と過去2戦からは想像できない成果をあげました!レースペースで上位勢にどこまで食い下がれるか。厳しいとは思いますが、何とか面白いことをやってのけてほしいです。

そして、サインツがルクレールを上回る結果を残しました!
チームを移籍した人の中では、マシンに慣れるのが一番早かったようですね。この人派手さはないけどかなりの優秀さですね。

後は、何と言ってもベッテル!長いスランプからようやく少しは光が見えたような予選でした!
1セットしかないマシンアップデートをストロール坊ちゃんに当てられ、ベッテルは旧型での戦いでしたが、アップデートの方はどうもうまくはまらなかったようです。
レースペースでは少し厳しいかもしれませんが、何とか粘って一矢報いてほしいです!

上位・中段とも決勝はまた面白いレースが期待できそうです。
みんな決勝レース楽しみましょう!

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