F1 2021 第12戦ベルギーGP 予選 ジョージ・ラッセルが殊勲の2位獲得!

レースレポート
出典:Formula1-Data

写真記事リンク:https://formula1-data.com/race/belgium

雨によりスタートディレイのようです。コース確認のためセーフティーカーが周回しています。今回のセーフティカーはメルセデスの赤いクルマですね。
あ、ちなみにセーフティーカーは今年からメルセデスとアストンマーティンの輪番制になっているのです。

この天気では、戦略と出走タイミングと運が大きく絡んでくる予選になりそうです。いかに良いタイミングで正しいタイヤを選択し、正しいタイミングでコースに出るかが勝負になります。

現地時間15:12予選スタートしました!
インターミディエートとウェットで使用タイヤが分かれていますが、ウィリアムズの2台以外はウェットにしました。初日から合計でインター4セット、ウェット3セットしか供給されていませんが、各チームインターはフリー走行で結構使っているので、タイヤ戦略が難しいですね。ウェット使うかインター使うか、予選のどのタイミングでニュータイヤを投入するか、決勝にどのタイヤをどれだけ残すか、等々エンジニアとストラテジストの頭を悩ませる予選になりそうです。

Q1

残り10分、インターのウィリアムズがワンツーのタイムです!その他ウェットタイヤ勢は、もうインターに変えないとです。トップラッセルから5秒以上差がついている状況ですから、変えざるを得ません。各車続々とインターに変えて走行を始めました。・・・しかしまた雨が降り出した?

残り4分、のりのりノリスがトップタイム!ラッセル3番手!若手の優秀なドライバーはやはり能力高いですね!

チェッカー、フェルスタッペンが一時的にトップに立ちましたが、直後にノリスがタイム更新で再びトップへ、2番手と0.416秒差のトップタイムを出しました!いやいや優秀ですねー。その後3番手ハミルトン、4番手ペレス、5番手ラッセル!いやいや優秀ですねー。
角田裕毅は17番手でQ1落ちです・・・残念!ルーキーには厳しかったか、しかし今回も空気でしたね。全くテレビに映りませんでした。そしてスパを得意とするライコネンが19番手でこちらもQ1落ちです・・・残念!フリー走行からずっと流れが良くなかったですからねー、あまり言ってはいけないことかもしれませんが、やはり衰えが見えてきた感じですかねー。

Q2

また雨が降り始める前にタイムを出そうと、各車我先にとピットレーンに並んでスタートです。しかしレッドブルはまだガレージの中。こういうとこあるよね。こちらは各車が掃除してくれた後の路面を走ろうという魂胆でしょうか。

各車1回目のアタック終了後、ノリスがトップタイム、2番手フェルスタッペン、3番手ベッテル、4番手ガスリーです!遅れてタイムを出したメルセデス勢は、ハミルトン7番手、ボッタス9番手です。メルセデスが苦しんでますね。

チェッカー、1位ノリス、2位ハミルトン、3位ボッタス、4位ガスリー、5位フェルスタッペン、6位ベッテル、7位ペレス、8位ラッセル!優秀ですねー、9位リカルド、10位オコン!何とフェラーリ2台は11、13番手でQ2ノックアウト!やはり、タイミングと運が重要なQ2でした。

そしてQ2終了直後、大雨が降り始めました!これはまた混沌としたQ3になりそうです!

Q3

大雨の降る中12分しかないQ3の中で、天気がどう移り変わるのか、路面状況はどうなのか、短時間で適切な判断をし、後は運次第になりそうな予感ですね。
すごい雨で薄暗い中の走行です。ベッテルは赤旗出すべきだと訴えています。それくらい大雨ってことですね。インターで行こうとしていたメルセデスやレッドブルもガレージ内で急遽ウェットに交換しました。

ウェットタイヤでアタックしていたノリスが激しくクラッシュ!大丈夫でしょうか?赤旗中断です。通りがかったベッテルが車を止めてノリスの様子を心配しているようでしたが、ノリスは大丈夫ということで、また走り去って行きました。ベッテルの訴えは正しかったですね。とても走れる路面ではなかったですね。ウェットタイヤでもオールージュからラディオンへの上り坂で完全にリアが滑ってしまい大クラッシュしてしまいました。リアからぶつかって大破です。ノリスが無事で良かったですよ。それと真後ろに他のマシンがいなくて良かったですよ。

ベッテルは無線を通して激怒してましたね。だからレッドフラッグ出せつっただろ!ってことですよね。ごもっともですよベッテルさん。ここら辺が経験豊富なベテランであり複数回チャンピオン、さすがです。

ノリスのポールポジションもあり得るかという期待もあっただけに、残念なクラッシュですが仕方ありません。残った9人にはいい予選を見せてもらいましょう!

残り8:59からQ3再開です。オコンが真っ先にウェットタイヤでコースインしました。まずは様子見といったところでしょうか。メルセデス、レッドブルはインターで出走しましたね。インターで走れるのかな?あら、ウェットで出ていたオコンとラッセルもピットに戻ってインターに変えましたね。こんな水しぶき上がる状況でもインターでいけるんですね。すごいな。

チェッカー、なななななーーーーーんと、ラッセルが2番手!これは凄い!ええーーーーーーーーーー!2番手!?すごすぎるでしょーーーーー!
これはタイミングとか運とかじゃなくて実力のなせる業ですよね!?最終アタックのタイミングはハミルトン、ボッタス、フェルスタッペンとほぼ同じですよ、つまりタイミングの問題ではない、タイヤも同じ誰かのトウをうまく使った訳でもない、つまり運がよかった訳でもない!本当にすごい!

ポールポジションはフェルスタッペン、3位ハミルトン、4位リカルド、5位ベッテル、6位ガスリー、7位ペレス、8位ボッタス、9位オコン、10位ノリスという結果でした。ノリスのクラッシュは残念でしたが、十分な速さを見せましたし、ジョージ・ラッセルが殊勲のフロントロウ2番手獲得と、若く優秀なドライバーたちがコースコンディションの悪い中力を見せましたよね。いいもの見せてもらいました。ありがとう!明日の決勝、天候にもよりますがラッセルはガシガシ抜かれていく可能性が高いですが、何とか粘って7位くらいにはなってほしいな。がんばれジョージ!

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