F1 2021 第19戦サンパウロGP 予選

レースレポート

FP1、トップはハミルトン、2番手フェルスタッペン、3番手ペレス、4番手ボッタス、5番手ガスリーというタイムでした。順位的にはここ最近のレースでのいつものパターンって感じですね。ハミルトンとフェルスタッペンの差は0.367秒です。この短いサーキットでは大きな差ですが、午後からすぐに予選のあるFP1。慌ただしいセッションの中でのタイムですから、予選はまだまだどうなるか分かりません。チャンピオン争いも佳境ですから、いい戦いを見せてほしいですね。

Q1

上位勢はトップがハミルトン1:08.733!0.307秒差で2番手ボッタス、3番手サインツ、4番手ルクレール、5番手ペレス、6番手フェルスタッペンです。順位的には昔懐かしい3強時代を彷彿とさせますが、Q1ですから、まだまだ真の実力どおりの順番ではないですね。
8番手ガスリーと9番手角田裕毅のタイム差が0.003秒差です!こちらもまだまだ真の実力どおりのタイム差ではないかもしれません。しかし、角田裕毅はFP1からコンスタントにいいタイムを出しており、ルーキーとは思えないコースへの順応ぶりを見せていますね。これはQ2以降も期待できそうです。

ここで脱落は、ストロール、ラティフィ、ラッセル、シューマッハ、マゼピンです。珍しくラティフィがラッセルを上回っていますね。今シーズン前半はラッセルが予選で中団勢に食い込んでいく活躍を見せていましたが、ここ数戦は目立たなくなってきてます。マシンがコースに合ってない感じですかねー。

Q2

静かな立ち上がり。Q2スタートから3分、どのチームもコースに出ず様子見が続きました。ようやくメルセデス勢が2台そろってアウトラップへ。

1回目のアタックで、ハミルトンがタイム抹消!ターン4トラックリミット違反でした!

この時点でトップはフェルスタッペン、2番手ガスリー、3番手ルクレール、4番手ボッタス、5番手サインツです。ハミルトンはピットに入らず、1周のチャージラップご2回目のアタックを行いトップタイム!1:08.386!2番手に下がったフェルスタッペンとは0.181秒差。同じタイヤでの2回目アタックを考慮すると、メルセデスがかなり速いことになりますが、次のアタックでどう変化していくでしょうか。

各車2回目のアタック、メルセデス勢は3回目ですか。
トップはハミルトン!1.08.068。2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手ルクレール、5番手ガスリー、6番手ペレス、7番手ノリス、8番手サインツ、9番手リカルド、10番手アロンソでした。

ここで脱落は、オコン、ベッテル、角田裕毅、ライコネン、ジョビナッツィです。みんなが本気の走りに近づいていくにつれ、ルーキーの角田は相対的に下がっていったイメージですね。ターン1でタイヤをロックアップさせてしまいタイム更新ならず。好調に見えただけに残念ですが、ここは比較的オーバーテイクしやすいインテルラゴス。スプリント予選で1つ2つ順位を上げて、決勝で更に・・・そんな展開を期待しましょう!

Q3

1回目のアタック、トップはハミルトン、2番手フェルスタッペン、3番手ボッタス、4番手ペレス、5番手ガスリー、6番手サインツ、7番手ノリス、8番手アロンソ、9番手リカルド。
2回目のアタック、あまり順位変動はありませんでした。
トップはハミルトン、2番手フェルスタッペン、3番手ボッタス、4番手ペレス、5番手ガスリー、6番手サインツ、7番手ルクレール、8番手ノリス、9番手リカルド、10番手アロンソです。
明日のスプリント予選ではこの順位でスタートします。メルセデスとレッドブルはがっぷり四つですね。今回も素晴らしい走りを見せたガスリーは5番手!フェラーリとマクラーレンを抑えて、直近のライバルアルピーヌには完勝です。

スプリント予選は、抜きにくいコースですし実質的な戦いはスタート直後の1コーナーだけであとは淡々といった感じになりそうな予感です。

・・・と思いきや、予選後のパルクフェルメで2つの事件が起きました(大げさ!?)

1.ハミルトンのリアウィングに問題が・・・DRSを開いた時の開口部の幅が、規定の85mmを超えていて審議に!予選後の車検で判明しました。
2.フェルスタッペンが、止めた自分のマシンのリアウィングと、ハミルトンのマシンのリアウィングに触ったことが審議に!パルクフェルメ下にあり、まだ車検を終えていないマシンには、基本的に触れてはいけないそうです。

この裁定がどう決着するのか・・・スプリント予選のスタート順に影響するペナルティーが出るのでしょうか!?
どうなるか様子を見てみよう

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