2022年最初のスプリント。雨が降ったり止んだり、レッドフラッグが連発したりの影響で、予選は実力通りの順位になりませんでした。予選ガチャとでも言いましょうか。
そんな中ポールポジションを獲得したレッドウル・フェルスタッペンと２番手のフェラーリ・ルクレールは定位置を確保ですね。２人の戦いはここでも続きます。タイムアタックのタイミングを逃し７番手に沈んだレッドブル・ペレス、Q２のクラッシュによりQ3に出走できず１０番手のフェラーリ・サインツが、それぞれどこまで挽回を見せるかは見物です！
スタート！
ポールのフェルスタッペンの蹴り出しが悪く、ルクレールに先行されました。３番手のマクラーレン・ノリスにも抜かれそうなところを何とか踏ん張り、２番手はキープ。ルクレールを追う展開に！ペレスは良いスタートで２ポジションアップで５番手に浮上！アルファタウリ・角田裕毅も３ポジション上げて１３番手です！いいですね。
道幅の狭いイモラです、１周目はあらゆる場所でギリギリの戦いが繰り広げられる中、アルファロメオ・周冠宇の左リアにアルファタウリ・ガスリーの右フロントホイールが接触しスピン＆コースアウト！狭いランオフエリアの外にあるウォールにマシン後方をぶつけてストップしました！この壊れ方ではリタイアですねー残念。
デビューから堅実な走りを見せていた周冠宇ですから、決勝も良い位置からスタートすればそこそこの結果を持ち帰ったでしょう。しかし、明日の決勝は最後尾からのスタートとなってしまいました。
いきなりのセーフティーカーです。
右フロントホイールを破損したガスリーはすぐにピットインし、ノーズとタイヤを交換しました。セーフティーカー中ですので、すぐに最後尾までは復帰できます。そこからの挽回に期待しましょう！周回数は少ないですが・・・
セーフティカーからのリスタート時のルールが厳格に適用されるとのことで、リスタート前に前のマシンの横に並ぶことは許されません。リスタート時のオーバーテイクはかなり難しいでしょう。
実際、リスタートは大きな動きのないキレイなスタートになりました。上位勢はそのままの順位でレーシングスピードに入りました。
この後も全体的に淡々と進んでいくレースで、トップのルクレールと２番手のフェルスタッペンは1～2秒のギャップをキープしたままどちらにも決め手がなく、このまま終わってしまうのかと思い始めた終盤。１４周目あたりからルクレールのペースが落ち始めます。どうやら右フロントタイヤのグレイニングに苦しんでいる模様で、フェルスタッペンが徐々に差を詰め始めます。少しずつ少しずつ近づき、遂に残り２周の時点でDRSオープンからルクレールをオーバーテイク！トップに返り咲きます！
フィニッシュ
タイヤがダメになっているルクレールは、この後フェルスタッペンに付いて行くことができず、最後は２秒以上の差を付けられてゴール！
結局トップ２は予選順位に戻ってのフィニッシュとなりました！
何だか、雨とレッドフラッグでグダグダだった予選で乱れた順位を、スプリントによって実力順に並べ替えた感じになっちゃいましたね！いいのか悪いのか！？
決勝のスターティンググリッドです！
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