F1 2021 第17戦アメリカGP フリー走行3&予選

レースレポート

初日トップタイムを出したペレスと、トラフィックにかかりまともにタイムアタックできず8番手のフェルスタッペン。マシンのポテンシャルとしてはメルセデスの方が若干上に見えるので、2日目でどこまでセッティング詰められたか楽しみです。フェルスタッペンはFP2からハミルトンとやりあってましたね。中指立てるのは良くありませんが、バチバチやり合うのは大歓迎です。(ぶつからなければね)
メルセデスPU勢は、交換が相次いでいます。明らかに信頼性に問題を抱えていますね。ボッタスは直近4レース中3レース目のICE交換で5グリッドペナルティ。シーズン6基目です。アストンマーティンのベッテル、ウィリアムズのラッセルもPU交換でグリッド最後尾への降格が決定です。
最後尾グリッドへの降格があると、予選の面白さが減少しますからね。残念なことです。特にミスターサタデーのジョージ・ラッセルの降格は残念ですよね。

FP3

トップタイムはペレス!2番手サインツ、3番手フェルスタッペンでした。メルセデスはボッタスが5番手、ハミルトンが6番手です。ペレスはFP2に続いてトップタイムです!悪くないですね。ただ、このセッションでもとトラックリミット違反によるタイム抹消が相次いでおり、本当の勢力図は示されていません。
セッション終盤、フェルスタッペンがトップタイムを出しましたがタイム抹消、ハミルトンもトップタイムを出しましたがタイム抹消。何となくですが、メルセデスはまだ力を隠して走っている雰囲気も感じます。ということで、予選では再びフェルスタッペンとハミルトンのトップ争いとなりそうな予感。
マクラーレンは今回もいい位置に付けてます。ノリス4番手、リカルド7番手です。予選でメルセデス・レッドブルの中の1台くらいを喰ってくれると面白いですね。
アルファタウリは初日苦労してましたが、少しは改善したでしょうか。ガスリーが8番手タイムを出しています。今シーズン安定した速さを発揮しているガスリーが、ここでも力を見せてきた感じです。対する角田裕毅は18番手で、タイム差も約1秒もあります。初走行であることの不利は少ないと語っていたのとは裏腹に、苦戦している様子が伺えます。トラフィックやトラックリミットの関係かもしれませんが、予選ではうまくやってほしいですね。

予選

Q1

1回目のアタックでは、レッドブルの1-2(フェルスタッペンーペレス)、メルセデスの3-4(ボッタスーハミルトン)。その後リカルドがトップタイムを更新、ノリスも3番手に食い込み、4番手にサインツが飛び込んできました。路面がどんどん改善しているっぽいですね。2回目で各車どこまでタイムが伸ばせるか。

2回目のアタックでフェルスタッペンが再びトップタイム!1:34.352。ペレスが2番手に入り、トップとは0.017秒差です。好調を維持してます!頼む!Q3まで維持してくれ!
終了間際に2回目に入ったメルセデス勢ですが、あまりタイムは伸ばせず、ハミルトン7番手、ボッタス8番手!レッドブルとのタイム差は約0.2秒です!その後中段勢がちょいちょい入れ替わりがありました。

Q1敗退は、ストロール、ラティフィ、ライコネン、シューマッハ、マゼピンです。16番手のストロールと15番手のジョビナッツィのタイム差は0.063秒!相変わらず中段勢は熾烈な争いをしています。ただ、チームメイトのベッテルは約0.7秒も速いタイムで10番手ですから、何かミスっちゃいましたかね。

トップタイムは、ルクレール!リアの不安定さに苦しんでいましたが、予選までに挽回できたでしょうか?Q2以降の戦いも楽しみです!レッドブル勢は2番手フェルスタッペン、3番手ペレス。メルセデス勢は8番手ハミルトン、9番手ボッタスです。まだQ1で全力出し切ってないでしょうから、こちらの戦いもQ2以降楽しみです。

角田裕毅はFP3で18番手に沈んでいたので心配していましたが、Q1は11番手でQ2進出!最近常々語っている慎重なアプローチが活きてきた感じですね!対するガスリーは角田に0.793秒差をつけて7番手です!先輩は定位置ですね!

Q2

1回目のアタック、トップはフェルスタッペン、2番手ハミルトン、3番手ノリス、4番手ルクレール、5番手ボッタス。ペレスとリカルドはトラックリミット違反でタイム抹消です!上位勢は決勝スタートタイヤを見据えてミディアムタイヤでのアタックです。フェルスタッペンとハミルトンの差は0.333秒!これは大きな差ですが、この後どうなるでしょうか。角田裕毅はソフトタイヤで9番手ですが、ミディアムタイヤの7番手ガスリーに約0.8秒差つけられています。何かミスがありましたかね。

2回目のアタック、ペレスが再びミディアムタイヤでアタックし7番手。1回目ノータイムなので、安全に走りましたね。角田裕毅は再びソフトタイヤで10番手!2戦連続のQ3進出です。

ここで脱落は、オコン、ベッテル、ジョビナッツィ、アロンソ、ラッセル。オコンはバックストレートで、グリッド降格が決まっているアロンソのトウを使わせてもらいQ3進出を狙いましたが、惜しくも11番手でした。ラッセルはトラックリミット違反でタイム抹消されて15番手に落ちました。残念!

トップのフェルスタッペン、2番手ハミルトンは2回目のアタックはしませんでした。ここまでは余力ありですね。Q3でガッツリやり合ってほしいです。

Q3

1回目のアタックから意外な展開に!トップはペレス1:33.180!僅差の2番手にフェルスタッペン0.019秒差!メルセデスが少し遅れて3番手ボッタスがトップから0.295秒差、4番手ハミルトンは0.384秒差です!やはりメルセデスとレッドブルのやり合いになりましたが、意外にもレッドブルの方が約0.3秒も速い!そして各チームセカンドドライバーが上回りました。
5番手サインツ、6番手ルクレール、7番手リカルド、8番手ノリス、9番手ガスリー、10番手角田。綺麗にチーム順に並んでいますね。

最終アタック!上位2チームはメルセデスが先にアタック。ハミルトンがトップタイムを更新するも、続くフェルスタッペンがサクッと逆転のポールポジション!1:32.910。2番手ハミルトンとは0.209秒差です!これは大きな差ですね。メルセデス有利と思われたここCOTAでこの結果は、レッドブルにとっては大きな意味をもつのではないでしょうか。解説者の皆さんの話からも、ここで速ければどこでも速いでしょうからね。

3番手ペレス、4番手ボッタス、5番手ルクレール、6番手サインツ、7番手リカルド、8番手ノリス、9番手ガスリー、10番手角田です。5番手以降は相変わらずチーム順に並んでいます。このことからも、マシンの力どおりになりやすいサーキットと言えるのではないでしょうか。

トップ争いは本当に面白い戦いでした。レースペースもレッドブルとメルセデスは近い状態なので、決勝でも僅差の戦いになるかもしれません。そうするとまたフェルスタッペンとハミルトンの激しいバトルが見られるかもしれませんね!いやー楽しみです。

決勝レースもまた日本時間では明け方の時間ですが、気合入れて見ていきましょう!

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